米comScoreの一部門であるcomScore Media Metrixは米国時間2008年6月18日,米国Webサイト・アクセス・ランキングを発表した。それによると,2008年5月は母の日(5月の第2日曜)の影響で花やギフトを扱う小売サイトへのアクセスが増えたほか,夏休みの旅行を計画するネット・ユーザーによる旅行関連サイトへのトラフィックが増加したという。
カテゴリ別では「花/ギフト/グリーティング」のトラフィックが最も伸びた。訪問者数は4240万人で前月より15%増えた。このほかにも,「ジュエリ/高級品/アクセサリ」(前月比9%増),「ショッピング・モール」(同9%増)で訪問者が増加。その中でも「MSN Shopping」の利用者数は700万人に達し,前月から25%増加した。
消費者コストの上昇を受け,割引券を提供するサイトの訪問者数が急増した。5月はこのカテゴリで最もアクセス数が多かった「Coupons.com」を始めとし,同カテゴリのトップ5サイトの訪問者数がすべて2ケタ台の伸びを見せた。
旅行情報カテゴリの訪問者も前月から9%増えて4700万人を超えた。オンライン旅行会社のサイトへの訪問者数は同7%増の450万人に伸びた。
ユニーク・ビジター数によるWebサイト・ランキングのトップ10は前月と変わらず,「Google」が1億4340万人で首位を守った。2位は「Yahoo!」(1億4300万人),3位が「Microsoft」(1億2130万人)と続いた。
■2008年5月における米国Webサイトのカテゴリ別トラフィック増加率 (家庭,職場,大学ユーザーを含む) |
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出典:comScore Media Metrix |
■2008年5月におけるWebサイトのトップ50(単位:1000人) (家庭,職場,大学ユーザーを含む) |
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出典:comScore Media Metrix |
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