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2007年のストレージ管理ソフトの売上高は12%増,アーカイブやHSMが好調

2008/06/18
ITpro

 米Gartnerは米国時間2008年6月17日,2007年における世界ストレージ管理ソフトウエア市場に関する調査結果を発表した。それによると,2007年の売上高は106億ドルで,2006年の94億ドルから12.2%増加した。

 市場の成長を後押ししたのは,バックアップ/リカバリ・ソフトとデータ複製ソフト。バックアップ/リカバリ・ソフトの売上高は26億で,前年比11.4%増加した。同社リサーチ・ディレクタのAlan Dayley氏は,仮想化への移行と,より迅速なデータ復元とアクセスの必要性が,売上げに貢献したと説明している。また,企業でバックアップ・インフラの見直しが進んでいることも成長の要因となった。

 上位5ベンダーが売上高全体の74%以上を占めた。大手ベンダーは,買収や製品ラインの拡充によって,小規模ベンダーのシェアを徐々に侵食している。2007年は米EMCがシェア26.5%を獲得して首位をキープ。以下,米Symantec(シェアは18.4%)と米IBM(同13.2%)が続いた。

 前年と比べ,最も伸びが顕著だったのは35.5%成長した米Network Appliance。IBMも29.3%増と躍進した。

 カテゴリ別にみると,アーカイブおよび階層型ストレージ管理(HSM:Hierarchical Storage Management)分野が前年から29.8%急成長した。Dayley氏によると,大企業では保存しなければならないデータが年々増加しているため,ストレージ資源を有効に活用できるアーカイブやHSM分野におけるニーズが伸びているという。

 地域別にみると,市場で占める割合は北米と西欧が最も大きく,次いで,アジア太平洋地域と日本が続いた。中東とアフリカは最も成長のスピードが速く,前年比26.1%増となった。

2007年における世界ストレージ管理ソフト市場のベンダー別売上高
(単位:100万ドル)

ベンダー      2007年     2007年      2006年     2006年    成長率
             売上高   市場シェア    売上高    市場シェア
                        (%)                 (%)    (%)

EMC          2,805.4      26.5      2,732.9      28.9       2.7
Symantec     1,945.9      18.4      1,766.9      18.7      10.1
IBM          1,393.9      13.2      1,078.0      11.4      29.3
NetApp       1,105.1      10.4        815.7       8.6      35.5
HP             627.7       5.9        589.0       6.2       6.6
その他       2,715.7      25.6      2,460.5      26.1      10.4
合計        10,593.7     100.0      9,443.0     100.0      12.2

出典:Gartner(2008年6月)

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