総務省は2008年5月30日,電気通信事業者から報告のあった2008年3月末時点の固定通信及び移動体通信の契約数について取りまとめた結果を発表した(発表資料)。

 加入電話およびISDNの加入契約数の合計は5123.2万加入で,前年同期比393.3万加入減(7.1%減)と減少したのに対し,IP電話の利用数は1753.5万件で,前年同期比305.7万件増(21.1%増)と大幅に伸び,加入電話からIP電話へのシフトしている様子が鮮明になった。

 一方,携帯電話とPHSの加入契約数の合計は1億733.9万加入で,前年同期比564.1万件増(5.5%増)となり,堅調な伸びを示した。