図1●モバイルサイト保有企業の保有状況
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図2●モバイルサイトの活用目的
図2●モバイルサイトの活用目的
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図3●企業が公式サイトに期待すること
図3●企業が公式サイトに期待すること
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 IMJモバイルは5月27日、携帯電話向けサイトに対する企業の意識調査結果を発表した。それによると、サイト開設済み企業のうち68.5%が携帯電話キャリア公式サイトを運営しており、74.0%が非公式サイト(勝手サイト)を持っていた(図1)。

 携帯電話向けサイト運営の目的を尋ねたところ、公式サイトに関しては「販売促進のため」(48.1%)、「商品/サービスの認知/理解促進のため」(40.2%)、「会社のオフィシャルサイトとして」(39.8%)、「ユーザーの利便性のため」(37.9%)という回答が多かった。勝手サイトに関しては、「販売促進のため」(43.3%)、「商品/サービスの認知/理解促進のため」(40.2%)、「ユーザーの利便性のため」(32.1%)、「会社のオフィシャルサイトとして」(31.3%)という順番で、同様の傾向を示した(図2)。

 公式サイトに期待する項目について、公式サイトを持つ企業は「一定した集客」という回答が62.1%で最も多く、「ユーザーからの信頼感の獲得」の47.6%と「検索結果で上位に表示される」の46.8%が続いた。一方、公式サイトを持たない企業の最多回答は「一定した集客」と「ユーザーIDを利用したマーケティング」が55.0%で並び、マーケティングツールとしての期待度が高かった(図3)。

 また、有害サイトアクセス制限サービス(フィルタリングサービス)に対しては、全体の36.4%が「影響する」、34.1%が「影響しない」と答えた。

 調査は、携帯電話向けWebサイト開設済み/開設予定/検討中企業の担当者にオンラインアンケートを実施し、310人から有効回答を得た。

■関連情報
・IMJモバイルのWebサイト http://www.imjmobile.co.jp/