電子メールサービスのアイシェアが行ったアンケート調査によると、58.9%の人が携帯電話向け動画共有サイトを閲覧した経験がある。携帯電話会社の公式メニューになった「ニコニコ動画」などのサイトに対する今後の利用意向は27.4%だった。

 利用意向を持つ理由は「暇つぶし」「面白いから」「手軽に利用できるから」などだった。一方、利用意向がない72.6%にその理由を聞くと「パケット代(通信費)が気になる」「パソコンを利用する」「表示が遅い(容量、通信環境の問題)」などが多くあがった。

 また動画共有サイトから、著作権違反にあたる動画が削除された場合どうするかを尋ねたところ、48.1%の人が利用しないとしている。

 著作権侵害にあたる動画の削除後にサイトの利用を続ける場合でも、26.8%の人は「利用回数は減ると思う」と回答した。なお、著作権問題が解消した場合は「より積極的に利用したい」という人が35.8%いた。

 調査は4月17日―21日にインターネット上で実施した。有効回答数は740。性別は男性53.1%、女性46.9%。年齢は20―30歳代が9割を占める。

■関連情報
・アイシェアのWebサイト http://www.ishare1.com/