ネットエイジアが15歳―29歳の若者に行ったアンケート調査によると、45.5%の若者は携帯電話で動画コンテンツを見る頻度や時間が1年前に比べ「増えた」と回答した。「減った」は8.8%にとどまり、「変わらない」が45.7%だった。

 携帯電話で動画を見る頻度や時間が増えたという人にその理由を尋ねたところ、「パケット定額制に加入したから」が68.2%で最も多く、「無料で見ることができるコンテンツが増えたから」が65.3%とこれに次いだ。

 携帯電話で動画を見ることが多い時間帯は「午後11時―午前0時台」が50.5%、「午後9時―10時台」が46.3%だった。

 閲覧している動画サイトは「YouTubeなどの投稿型サイト」が51.9%で最も多かった。これに「Yahoo!、gooなどポータルが運営しているサイト」の38.5%、「テレビ局のサイト」の20.6%、「アニメのサイト」の15.8%、「アダルト専門サイト」の11.5%、「映画の配信サイト」の11.0%と続いた。特に気に入っている動画サイトがあるという人は27.5%で、具体的には「YouTube」が多く挙がった。

 動画サイトにアクセスする手段は、検索エンジンでキーワードを入力してアクセスする方法(53.5%)と、ブックマークしている動画サイトにアクセスする方法(49.5%)が主流になっている。

 調査は5月9―13日に、携帯電話向けWebサイトで実施した。有効回答数は500で、性別は男女同率。

■関連情報
・ネットエイジアのWebサイト http://www.netasia.co.jp/