電子情報技術産業協会(JEITA)が5月14日に発表した2008年3月の移動電話(携帯電話とPHSを含む)の国内出荷台数は、前年同月比5.2%減の478万台となり、2カ月連続で前年を下回った。内訳は、携帯電話が同5.1%減の459万3000台、PHSが同7.6%減の18万7000台。

 第3世代(3G)携帯電話以上の機種は、春モデルの発売で出荷数を伸ばしたが、前年同月比3.4%減とマイナスになった。第2世代(2G)機種は、3カ月連続で1000台を下回った。携帯機器向け地上デジタル放送を楽しめるワンセグ機能の搭載率は64.5%となり、3カ月連続で60%を上回った。

 2007年度(2007年4月-2008年3月)の携帯電話/PHSの出荷台数は5167万台で、前年度の4875万5000台から6.0%増加した。

■関連情報
・電子情報技術産業協会のWebサイト http://www.jeita.or.jp/