イスラエルのBamboo MediaCastingは現地時間2008年3月27日,米国のモバイル・メディア利用に関する調査結果を発表した。それによると,携帯電話での動画視聴について,米国の消費者が最も不満に思う要素は「高すぎるコスト」(51%)だった。

 「コスト」を挙げなかった回答者のうち,45.4%が「画質が悪い」を最も問題視していた。そのほか,「速度が遅い」(27%),「手順が複雑」(17%),「コンテンツの選択肢が少ない」(10%)などの不満が挙げられた。

 性別でみた場合,女性(48%)のほうが男性(43%)より「画質」を問題視する傾向が強い。また「速度」に対する不満も女性(29%)が男性(25%)を上回った。一方,男性(13%)は女性(9%)よりも「選択肢」を重視している。

 調査は米Synovateの協力を得て,米国のオンライン消費者1000人を対象に実施した。

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