移動電話機(携帯電話機とPHS電話機)の国内出荷台数が,3カ月連続で前年実績を上回った。電子情報技術産業協会(JEITA)が2008年3月11日に発表した1月の国内出荷実績によると,総出荷台数は408万4000台となり,前年同期に比べて7.6%増加した。

 出荷実績の内訳をみると,携帯電話機が391万2000台であり,前年同期に比べて6.4%の増加だった。前年実績を超えたのは,やはり3カ月連続である。携帯電話機のうち,携帯端末向け地上デジタル放送「ワンセグ」対応機は,同467.8%増加の244万9000台が出荷された。ワンセグ搭載率は62.6%であり,3カ月連続で50%を上回った。