米ComScoreは米国時間2008年3月10日，米国ブログ・ユーザーのオンライン・コンテンツ利用に関する調査結果を発表した。ブログのヘビー・ユーザー（ヘビー・ブロガ―）は一般のインターネット・ユーザーに比べニュースや娯楽コンテンツへのアクセスが格段に多く，政治関連ニュースのページ・ビューは平均的インターネット・ユーザーの2.4倍，娯楽関連ニュースのページ・ビューは2.2倍だった。

　特にヘビー・ブロガーによるアクセスが一般のインターネット・ユーザーより著しく高いWebサイトは，「digg.com」（平均ユーザーの3.6倍），「CTVGlobeMedia」（同3.2倍），「DrudgeReport.com」（同3倍）といったニュース関連サイト，「Rapidshare AG」（同3.1倍）や「Megaupload.com」（同2.9倍）などのWebホスティング・サイトだった。

　同調査では，インターネット利用時間の84％をブログに費やしている上位20％のブログ・ユーザーをヘビー・ブロガ―と定義した。ヘビー・ブロガ―によるブログ・サイトのページ・ビューは平均的インターネット・ユーザーと比べ約4.3倍にのぼる。また，ニュース関連やWebホスティング・サイトの利用だけでなく，ジョーク，映画関連，写真共有サイトなど，いずれも平均的インターネット・ユーザーを著しく上回っていた。

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