米アクセンチュアが英国時間2008年2月18日に発表した購買行動に関する調査結果によると,英国消費者の44%は実店舗よりもインターネットでショッピングすることを好む。また男性では56%が,実店舗よりもインターネットで商品購入を行いたいと考えている。

 実店舗に対しては「営業時間が短い」(55%),「欲しい商品の在庫切れが多い」(49%)などの懸念があり,既存の小売店に対する不満がインターネット・ショッピングの拡大につながっていることがわかった。

 実店舗で商品購入する場合でも,71%が「インターネットで価格を比較し最も安い店に行く」と回答している。また,オンラインで「事前に在庫を確認する」(44%),「商品を探す」(67%)など,インターネットが幅広く利用されていた。

 購買決定に最も影響のある情報としては,「口コミ情報」が48%,「従来型の広告」が31%。47%は「特別キャンペーン」が最も効果的だと回答しているが,「顧客サービスの向上」がユーザー獲得につながるとする意見も40%あった。

 新商品情報の入手方法については,「テレビ」(59%),「口コミ」(55%),「インターネット検索」(44%)の順となった。

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