地上デジタル放送受信機の国内出荷台数が2007年12月に,月次ベースで過去最高を記録した。電子情報技術産業協会(JEITA)が2008年1月29日に発表した2007年12月の国内出荷実績によると,年末商戦の追い風を受けて総出荷台数は193万6000台を記録した。製品別の内訳は,デジタルテレビ受像機が前年同期に比べて26.4%増加の130万2000台(液晶テレビが同29%増加の115万2000台,プラズマテレビが同9.8%増加の15万1000台),DVDレコーダーなどのデジタルレコーダーが同1.5%増加の42万5000台,ケーブルテレビ(CATV)用STB(セットトップボックス)が同1.7%増加の14万9000台,外付けチューナーが同8.2%増加の2万台だった。チューナー内蔵パソコンも,4万1000台出荷された。

 一方,2007年12月までの累積出荷台数は3048万5000台となり,3000万台を突破した。製品別の内訳はデジタルテレビ受像機が1874万4000台(液晶テレビが1544万6000台,プラズマテレビが257万8000台,ブラウン管テレビが72万台),デジタルレコーダーが549万2000台,CATV用STBが489万1000台,外付けチューナーが42万1000台,チューナー内蔵パソコンが93万8000台である。