米ビジネス誌「FORTUNE」は米国時間2008年1月22日に,「100 Best Companies to Work For(理想の職場トップ100企業)」を発表した。それによると,米Googleが2年連続で首位に立った。2位は昨年の17位から急上昇した住宅ローン会社の米Quicken Loans,3位は昨年と同じスーパーマーケット・チェーンの米Wegmans Food Marketsだった。

 Google以外の技術関連企業では,米Cisco Systems(6位),米QUALCOMM(8位)がトップ10内にランクインしている。米Microsoftは86位,米Yahoo!は87位だった。

 従業員の増加率では,Quicken Loansが前年比68%増で最も伸びが大きく,Google(前年比60%増)がこれに続いた。

 また正社員の報酬が多い上位20社には,米Adobe Systemsが平均年収13万7691ドルで9位につけたほか,12位にCisco Systems(平均年収13万2004ドル),13位に米Network Appliance(同12万9689ドル),15位に米eBay(同12万5889ドル),19位にYahoo!(同11万6250ドル)が入っている。

 100 Best Companies to Work Forは,米国内で1000人を超える社員を有する創業7年以上の約1500企業を対象に,FORTUNEと米Great Place to Work Instituteが協力して実施した調査をもとに集計している。11回目となる今回の調査では,406社の従業員(合計約10万人)に,給与などの勤務条件,職場環境などに関するアンケートを行った。

 100社の全リストはFORTUNEの2月4日号に掲載するほか,同誌のWebサイトで公開している。

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