電気通信事業者協会（TCA）は，2007年12月の事業者別契約数を公開した（発表資料）。純増数はソフトバンクが21万800件で首位，KDDIは13万8600件，NTTドコモは12万1500件だった。また，携帯電話合計の累積契約数は1億52万4700件と，1億件の大台を超えた。

　KDDIはauが17万8400件の純増に対し，ツーカーが3万9800件の純減で，差し引き13万8600件の純増となった。

　イー・モバイルは2007年9月から12月の四半期の純増数が8万3600件で，累積では20万5900件となった。イー・モバイルによると12月に開始した7.2Mb/sサービスが好調で，12月単月での純増数は4万1600件となった（発表資料）。このため対応端末が売り切れた地域もあり，端末不足は1月中旬に解消できる見込みという。

　PHS事業は，ウィルコムが1万6100件の純増である。同社にとっては3か月ぶりの純増である。1月7日でサービスを終了したドコモは9万6500件の純減となった。