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米国デジタル音楽の売上高は2012年に53億ドル超,レコード会社の役割は弱まる

2008/01/09
ITpro

 米Yankee Groupは米国時間1月8日,米国音楽市場に関する調査結果を発表した。それによると,同市場はデジタル化と消費者への直接提供という2つの大きな変化が進んでいる。デジタル音楽の売上高は2007年の19億8000万ドルから2012年には53億4000万ドルに拡大する見込みという。

 ただし,音楽業界全体の売上高は,ピークだった1999年の146億ドルから,2006年末には110億ドルへと25%も落ち込んだ。デジタル音楽は成長しているものの,CD売上の減少が相殺している状態だ。

 Yankee Groupは,今後数年で米国音楽業界は安定し始めるが,当初予測したレベルを下回るとみる。

 Yankee Groupデジタル・エンターテインメント担当ディレクタのMichael Goodman氏は,「レコード会社が収入減少に直面しているだけでなく,レコード会社とアーティスト,そして消費者の関係が常に大きく変化している。アーティストが楽曲の所有権を保持すれば,レコード会社の役割が減る一方,技術ベンダーやオンライン音楽販売の役割が高まる」と述べた。

 また同社は,米国ではモバイル向け音楽ダウンロードよりもパソコン向けデジタル音楽販売の方が急速に成長すると予測している。同社によれば,携帯電話の音楽再生機能を使っているユーザーは9%しかいない。

[発表資料へ]

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