米Endai Worldwideは米国時間12月11日,電子メールによるマーケティングについて調査した結果を発表した。それによると,回答者の50%は,過去12カ月において電子メールを使った売り込みにより商品やサービスなどを購入していることが明らかになった。

 調査は,年末商戦の幕開けとなる感謝祭(11月の第4木曜日)の週末前に7500人の男女を対象に実施したもの。回答率は90%だった。

 回答者の50%以上は,ジャンク・メールを無視することができず,ジャンク・メールが振り分けられたフォルダを日常的にチェックしていることが分かった。16%はジャンク・フォルダに振り分けられた電子メールから商品を購入した経験があるとしている。

 Endai Worldwideによれば,電子メール・マーケティングは,購入者が送信者の名前を認識しているとともに,提供している商品が魅力的である場合に最も有効だという。

 購入経験者の約60%は,電子メールを開いた理由として「送信者の名前を知っていたため」と答えている。購入に至った理由として4分の1は「興味がある製品だったため」と回答。この他にも「知っている企業やブランド名が本文に出てくる」ことや「興味をひく件名」などを挙げられている。回答者の21%以上は,製品購入のきっかけとなった電子メールは,「自分が具体的に興味を持っているもの」を宣伝するものだったとしている。

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