米Citrix Systemsの事業部門であるCitrix Onlineは米国時間11月27日，米国の就労者の勤務形態に関する調査結果を発表した。技術が進歩したことで，これまではオフィスでしかできなかった仕事を場所や時間を選ばずにできるようになってきた。そのため，仕事の一部をオフィス以外で行う人が増えているという。
調査は，米polling companyが米国の就労者または3年以内に就職を予定する18歳以上の成人600名，および100名の小規模企業オーナーを対象に2007年9月14～18日に実施したもの。
調査対象となった就労者の23％（および小規模企業オーナーの41％）は，Web技術を使うことで定期的に家庭から，またはオフィス以外の場所から仕事を行っていることが分かった。これらの回答者は，インターネットや電子メール以外にも，オフィスのコンピュータにリモート・アクセスしたり，同僚とオンラインで話ができるプログラムなどを利用している。
現在オフィス以外で仕事ができない状況にある回答者のうち，62％は「可能ならばオフィス以外で仕事ができるようになりたい」としている。年齢別では，18～34歳の回答者がリモート・ワークに対する関心が最も高く，70％がオフィス以外から仕事ができることを望ましいと考えていることが分かった。
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