Greenpeaceは,各社が製品に使用している有害物質の量のほか,製品回収やリサイクルの取り組みなどを調べ,10点満点で評価した。6回目となる今回は,テレビやゲーム機のメーカーも調査対象とした。
Sony Ericssonは,製品回収のレポーティングの改善や新モデルがPVC(ポリ塩化ビニル)フリーであることが評価された。またSamsungは,有害物質の排除などで大きく前進したことが高得点につながった。
また,Nokiaが9位まで順位を落とした主な理由は,製品回収が徹底していなかったため。フィリピン,タイ,ロシア,インドなどの国々では,現地語による情報提供が不十分だったほか,製品回収サービスに関する店舗スタッフの知識が不足していた。また,これまで同社Webサイトに掲載されていた,回収場所に関する国別情報も削除されていたという。
今回初めて調査対象に加わった任天堂は全カテゴリで0点だったため,今後の大幅な改善が望まれる。
■環境に優しいメーカーのランキング -------------------------------------- 順位 メーカー 得点 1 Sony Ericsson 7.7 1 Samsung 7.7 3 Sony 7.3 3 Dell 7.3 3 Lenovo 7.3 6 東芝 7 6 LGE 7 6 Fujitsu-Siemens 7 9 Nokia 6.7 9 Hewlett-Packard 6.7 11 Apple 6 12 Acer 5.7 13 Panasonic 5 13 Motorola 5 15 シャープ 4.7 16 Microsoft 2.7 17 Philips 2 18 任天堂 0 -------------------------------------- 出典:Greenpeace
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