米Time Warner傘下のAOLは米国時間11月20日,ホリデー・シーズンのオンライン・ショッピングについて調査した結果を発表した。それによると,インターネット利用者の74%は,ホリデー・ショッピングの少なくとも一部をオンラインで行う予定だという。調査は,米Zogby Interactiveが全米20都市のインターネット利用者を対象に実施した。

 回答者の26%は,ホリデー・ショッピングの予算の半分以上をオンラインの買い物に充てる予定だとしている。オンラインで購入する商品の1位は「本,音楽,映画」(57%)。2位「衣類,靴,アクセサリ」(32%),3位「ギフト券」(23%)と続く。

 回答者の3分の1以上は,プレゼントの購入予算を前年より減らす予定だという。その理由として,「所得の低下」(28%),「経済に対する懸念」(25%),「エネルギー価格の上昇」(19%)などが挙げられている。予算を500ドル未満とする回答者は45%を占め,1000ドル以上は16%にとどまった。

 オンライン・ショップを利用する理由として,回答者の70%以上が「利便性と時間の節約」を挙げている。そのほかの主な理由には,「比較ショッピングが簡単」(40%),「送料が無料」(35%),「地元の店舗で販売していない商品を購入できる」(35%)などがあった。

 回答者の69%は,実店舗で商品を購入する場合でも購入前にインターネットを使って価格をチェックする予定だという。また,携帯電話からインターネットを利用したことがある回答者の40%以上が,携帯電話から比較ショッピング機能または店舗の場所を検索する機能を利用した経験があると答えている。

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