米Q Interactiveは米国時間11月13日,消費者の2007年ホリデー・シーズンのショッピング計画について調査した結果を発表した。それによると,回答者の40%以上が「今年のホリデー・シーズンは,前年より予算を抑える」と回答している。「前年と同額程度」とする回答が約45%,「前年より増額」が約15%だった。

 調査は,Q InteractiveのWebサイト「CoolSavings.com」が3500人以上の消費者を対象に2007年10月31日~11月6日に実施したもの。

 それによると,予算を前年より抑えるとした回答者の52%は,その理由として「収入の減少」と「支出の増加」を挙げている。そのほかの理由としては「ガソリン価格の上昇(11%)」,「経済に対する不安(11%)」や,「ホリデーが商業化しすぎていると感じる(13%)」などの回答があった。

 前年より予算を増額する予定の消費者の割合は,若い年齢層の方が高い傾向にある。年齢別でみると,18~24歳のグループでは予算を増額する割合が33%,25~34歳が22%,35~44歳および45~54歳が12.5%,55歳以上が9%だった。

 プレゼントの購入先は実店舗が最も多く,80%近くの回答者が大半のプレゼントを実店舗で購入する計画だという。しかし,インターネットの果たす役割も大きく,59%近くの消費者は,少なくともいくつかのプレゼントについてはオンラインで調査すると答えている。オンラインで調査した後に実店舗で購入される商品の中で最も多いのは「電子機器(57%)」で次が「衣類(40%)」だった。

 オンライン・ショップでプレゼントを購入する消費者は,理由として「送料無料および割引(50%)」,「便利さ/時間の節約(26%)」,「比較ショッピング(18%)」などを挙げている。

発表資料へ