米国のコンピュータ技術産業協会(CompTIA)は米国時間11月7日,過去25年間にIT業界にとって最も影響力が大きかったと思われる人物についての調査結果を発表した。1位には米Microsoftの共同設立者であるBill Gates氏が選ばれ,2位は米Appleの共同設立者Steve Jobs氏が続いた。

 今回の調査はIT業界のプロフェッショナル473人を対象に実施したもの。Microsoftの会長を務めるGates氏を挙げた回答者は,全体の84%に達した。2位となったAppleのCEO(最高経営責任者)を務めるJobs氏は,73%で首位と11ポイント差だった。

 米Dellの設立者で同社の取締役会長兼CEOを務めるMichael Dell氏は53%で3位。4位にはLinuxの開発者であるLinus Torvalds氏と,米Googleを1998年に設立したSergey Brin氏とLarry Page氏が47%で並んだ。


■過去25年間にIT業界にとって影響力が大きかった人物のトップ10

  1.Bill Gates氏(Microsoftの共同設立者),84%   2.Steve Jobs氏(Appleの共同設立者),73%   3.Michael Dell氏(Dellの設立者),53%   4.Linus Torvalds氏(Linuxの開発者),47%   4.Sergey Brin氏とLarry Page氏(Googleの共同設立者),47%   6.John Chambers氏(米Cisco Systems会長兼CEO),44%   7.Larry Ellison氏(米OracleのCEO)36%   8.Vinton Cerf氏    (“インターネットの父”,TCP/IPプロトコルの共同開発者),35%   8.Steve Ballmer氏(MicrosoftのCEO),35%   10.Meg Whitman氏(米eBayの社長兼CEO),30%

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