米Evans Dataは米国時間10月30日,モバイル機器向けアプリケーションについて開発者を対象に調査した結果を発表した。それによると,位置情報アプリケーションの開発において米Googleの技術の人気が高く,開発者の38.4%がGoogleの技術を選択していることが明らかになった。2位以降は,米MicrosoftとフィンランドNokiaの技術が続いた。

 位置情報サービスは,アジア太平洋地域で最も利用されており,同地域の開発者の半数以上が位置情報サービスを開発プロジェクトに組み込んでいる。北米地域でもこの割合が高く,47%の開発者が位置情報サービスを開発している。開発中の位置情報サービスは個人の位置情報に関連するものが最も多く,次が車両を追跡するものだった。

 このほかにも,約3分の2(60.5%)の開発者は,2008年にオープンソースまたはLinux向けツールを使ったモバイル機器アプリケーションの開発を計画していることなどが分かった。

 今回の調査は,世界のモバイル機器向けアプリケーション開発者約400人を対象に2007年9月に実施された。

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