地上デジタル放送受信機の累積出荷台数が,2600万台を突破した。電子情報技術産業協会(JEITA)が2007年10月23日に発表した9月の国内出荷実績によると,9月末までの累積出荷台数は2607万4000台となった。製品別の内訳はデジタルテレビ受像機が1583万9000台(液晶テレビが1289万7000台,プラズマテレビが222万3000台,ブラウン管テレビが72万台),DVDレコーダーなどのデジタルレコーダーが455万5000台,ケーブルテレビ(CATV)用STB(セットトップボックス)が446万6000台,外付けチューナーが37万6000台,チューナー内蔵パソコンが83万7000台である。

 一方,地上デジタル放送受信機の9月の出荷台数は107万6000台だった。製品別の内訳はデジタルテレビ受像機が前年同期に比べて50%増加の69万9000台(液晶テレビが同54.5%増加の61万6000台,プラズマテレビが同23.3%増加の8万3000台,ブラウン管テレビがゼロ)デジタルレコーダーが同40.2%増加の19万9000台,CATV用STBが同2.3%増加の12万7000台,外付けチューナーが116.2%増加の1万6000台である。チューナー内蔵パソコンも,3万5000台出荷された。