米Synovateは米国時間8月30日,米国のブログ活用に関する調査結果を発表した。それによると,10人中8人がブログを知っており,ほぼ半数がブログを訪問したことがある。しかし,自身のブログを公開している人は全体の8%にとどまったという。

 女性のほうがブログ活用に積極的で,ブログ訪問経験のある人のうち,女性では20%が自身のブログを公開しているのに対して,男性では14%だった。

 年齢別でみると,25~34歳では90%がブログとは何かを知っていたのに対して,65歳以上になるとその割合は65%になる。ブログを知っている人のうち,18~24歳では78%が実際に訪問したことがあり,それより高い年齢層になると訪問経験があるのは45%にとどまった。

 ブログ内の広告については,全体の43%が広告表示に気づいており,そのうち約3分の1が広告をクリックしたことがある。

 ブログの訪問頻度については,「月に1回未満」が39%で最も多く,次いで「毎月」が28%,「毎日」が15%,「1日に数回」が5%という結果になった。

 「特に気に入って読んでいるブログがあるか」という質問に対しては,「ある」という人が46%,「ない」が54%だった。ブログから得る情報としては,「意見」(65%),「ニュース」(39%),「娯楽」(38%)などが挙げられた。

 また,ブログの人気が高まったからといって,他のメディア利用の頻度が大幅に減っているわけではない。ブログを読み始めて以来,他メディアに費やす時間が減ったと答えた人は全体の13%にとどまった。

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