カジュアル・ゲーム関連の開発/出版会社である米PopCap Gamesは米国時間8月28日,コンピュータおよびビデオ・ゲームのユーザーを対象に実施した調査結果を発表した。対象となった約7500人の成人のうち,31%(2298人)は“ファミリー・ゲーマー”であり,自分の家では18歳未満の子供や孫が,家族向けのパズルや簡単なアクション・ゲームを楽しんでいると答えた。

 このファミリー・ゲーマーのさらに80%は,子供や孫と一緒にカジュアル・ゲームで遊んでいるという。カジュアル・ゲーム全体のユーザー数を低く見積もって2億人とした場合,31%のうちの80%で約24%となるため,子供や孫と一緒にゲームを楽しむゲーマーの数はおよそ5000万人となる。

 ファミリー・ゲーマーのうち女性が占める割合は79%で,年齢は30歳以上が95%だった。ファミリー・ゲーマーの92%は,子供や孫と一緒にゲームをすることで「きずなが強まる」または「関係が良くなる」と答えている。この割合は,祖父母では95%だった。

 回答者全体では,70%がカジュアル・ゲームに教育的なメリットがあるとしている。その一方で,本格的(ハードコア)なビデオ・ゲームのプレイを子供や孫に許可している成人は28%にとどまった。また,回答者の44%は,カジュアル・ゲームを楽しんでいる子供の母親であり,36%は祖母だという。男性側では,カジュアル・ゲームを楽しむ子供の父親は16%で,祖父が6%だった。

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