地上デジタル放送受信機の国内出荷台数が,2400万台を突破した。電子情報技術産業協会(JEITA)が2007年8月27日に発表した7月の国内出荷実績によると,7月末までの累積出荷台数は2414万8000台となった。製品別の内訳はデジタルテレビ受像機が1460万9000台(液晶テレビが1180万7000台,プラズマテレビが208万2000台,ブラウン管テレビが72万台),DVDレコーダーなどのデジタルレコーダーが417万6000台,ケーブルテレビ(CATV)用STB(セットトップボックス)が422万7000台,外付けチューナーが34万9000台,チューナー内蔵パソコンが78万8000台である。

 一方,地上デジタル放送受信機の7月の出荷実績は98万9000台だった。製品別の内訳はデジタルテレビが前年同期に比べて62.2%増加の62万4000台(液晶テレビが同63%増加の55万台,プラズマテレビが同60.8%増加の7万4000台,ブラウン管テレビはゼロ),デジタルレコーダーが同74.8%増加の24万3000台,CATV用STBが同17.7%減少の9万1000台,外付けチューナーが同1.8%増加の7000台である。このほか,チューナー内蔵パソコンが2万3000台出荷された。