2008年度にIT投資予算が最も伸びる分野はNGN,音声・動画系/高速データ通信系とも2007年の2倍増
日経マーケット・アクセスが,ITpro Researchモニターに登録している企業情報システム担当者を対象に行った調査で,IT16分野(下記「調査概要」を参照)への来年度(2008年度)の投資額の伸び率の予想を聞いたところ,平均増加率のトップは「NGN(Next Generation Network)対応の通信機器:音声・動画系用途」(2007年度比96.2%増)と「同:高速データ通信系用途」(同95.7%増)のNGN勢が独占。図示していないが,ともに55%超の回答者が「2008年度に初めて投資する」(2007年度の予算はゼロだった)とした。 これに次いで投資額の平均増加率が高かったのは,ITサービス管理・運用指針ITIL(Information Technology Infrastructure Library)の,2007年5月末に公表されたばかりの大改訂新版「ITIL第3版」(同92.9%増)と,システム間連携における基盤技術「SOA(サービス指向アーキテクチャ)」(同91.0%増)。ともにITの基盤として全組織的・中長期的に取り組む必要がある分野が,投資の伸び率上位に挙がってきた。「RFID(無線ICタグ)」もSOAと並んで2007年度比91.0%増と9割以上の予算増が予想されている。 「SaaS(Software as a Service),ASPサービス」も,昨日の記事で紹介した「2007年度のIT投資予想額」では8割近く(77.8%)の回答者が「2007年度の投資額はゼロ」としていたが,2008年度の増減率では,48.9%の回答者が「2008年度に初めて投資する(2007年度はゼロだったが,2008年度は予算がつく)」とした。2007年度に対して投資増,投資減という回答も含めると,“SaaS/ASPへいくらかでも投資する”という回答の合計は約83%。2007年度と2008年度では,「SaaSを使う/使わない」の勢力図が逆転する。 ■調査概要
出典:日経マーケット・アクセスINDEX:企業情報システム 2007年6月調査
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