2007年度の投資予算は基幹業務パッケージが平均約4500万円,ブレード・サーバーが約1600万円
日経マーケット・アクセスが,ITpro Researchモニターに登録している企業情報システム担当者を対象に行った調査で,今年度(2007年度)に回答者の企業が最近話題のIT16分野(下記「調査概要」を参照)に投資する予想額を聞いたところ,平均投資金額では,「基幹業務パッケージ(ERPなど)」が約4500万円で,2位以下の各分野に2倍近い大差を付けてトップ。次いで「内部統制:IT全般統制」,「内部統制:業務処理統制」と,目前に迫る日本版SOX法(金融商品取引法)対策関連の分野が上位を占めた。そのほか,投資金額で「ブレード・サーバー」「サーバー仮想化」「ストレージ仮想化」といったいわゆる“サーバー統合”関連分野が上位に食い込んでいる。 図示していないが,2007年度に投資する(投資額がゼロでない)企業の比率では,「IT全般統制」(64.8%),「業務処理統制」(63.0%)がトップで,「基幹業務パッケージ」(53.2%)を約10ポイント上回った。 注目されるのは,「IT全般統制」「業務処理統制」は選択式回答の最低区分「100万円未満」を選択した回答者の比率が20.1%,20.4%と突出して高いこと。これに次いで「100万円未満」の比率が高いのは「企業内IP電話,無線IP電話」の16.9%,「企業内blog,企業内SNS、企業内Wiki」の14.9%,「CRMシステム」の13.9%。このほかの11分野は「100万円未満」の小規模投資は回答の10%に満たず,「基幹業務パッケージ」の「100万円未満」は7.9%だった。「内部統制」関連分野は,金額的には小規模でも取り組む企業数が多い,という形で,2007年度のIT投資の主軸となりそうだ。 “サーバー統合”関連分野は,2007年度に投資する(投資額がゼロでない)企業の比率が「ブレード・サーバー」31.2%,「サーバー仮想化」33.4%,「ストレージ仮想化」29.6%とほぼ横並びだった。 明日からは,今回調査で明らかになった来年度(2008年度)と3年後の2010年度の重点投資項目の結果を紹介する。 ■調査概要
出典:日経マーケット・アクセスINDEX:企業情報システム 2007年6月調査
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