米国のIT業界団体であるCompTIAは米国時間7月31日,過去25年間に最も影響力が大きかったと思われるテクノロジ製品について調査した結果を発表した。それによると,1位は米Microsoftのブラウザ「Internet Explorer」で,Microsoft製品がトップ5のうち4項目を占めた。

 調査では,IT業界のプロフェッショナル471人を対象に,5~6月にかけてアンケートを実施した。Internet Explorerを挙げた回答者は全体の66%に達した。2位は「Word」(56%),3位は「Windows 95」(50%)だった。

 4位には「Excel」と米Appleの「iPod」が並び,それぞれ49%。iPodは2001年のリリース以来,1億台以上が販売されている。また,1980年代半ばにリリースされたExcelは,現在はスプレッドシート市場の約90%を占める。

■過去25年間に最も影響力が大きかったテクノロジ製品のトップ10

1.   Internet Explorer(Microsoft),66%
2.   Word(Microsoft),56%
3.   Windows 95(Microsoft),50%
4.   Excel(Microsoft),49%
4.   iPod(Apple),49%
6.   BlackBerry(Research In Motion),39%
7.   Photoshop(Adobe),35%
8.   VirusScan(McAfee),32%
9.   Netscape Navigator(Netscape Communications),31%
9.   PalmPilot(Palm),31%

出典:CompTIA

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