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「SaaS」への投資予定企業,2008年度は8割に急拡大


図1●SaaSサービスへの2008年度投資額の前年度比増減率見込み(2007年6月調査)
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 日経マーケット・アクセスの定点調査「MA-INDEX*1」によると,国内で「SaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)」に投資する企業が2008年度に急速に増加する見通しだ。

 2007年6月に実施した同調査によると,2007年度中にSaaS(ASPサービスを含む)へ投資するとした企業は2割強にとどまるが,2008年度にはこの比率が逆転し,8割の企業がSaaS(またはASP)に投資する予定である。2008年度に初めてSaaS関連へ投資する企業が約5割に上り,投資額を増やす企業と合わせると6割近い。

投資意向が今年2月以降に大きく変化

 2008年度にSaaSへの投資予定企業が増えることには,三菱UFJ信託銀行,日本郵政公社など大手ユーザーのSaaS採用が大きく影響した可能性が高い。というのも,今年2月に実施した「MA-INDEX」調査では,SaaS(ASPを含む)の「導入を計画している」と回答した企業は5.2%だけで,「具体的な計画はない」とした企業が85.7%と大半を占めていた。

 この調査から2カ月後の4月に三菱UFJ信託銀行が,5月には日本郵政公社がいずれもセールスフォース・ドットコムが提供するSaaS型顧客情報管理サービス「Salesforce」を採用すると発表した。先に示したように,これらの発表後の6月にはSaaSへの投資を計画に盛り込んだ企業が急増しており,企業のIT投資意向が2007年2月から6月までの間に大きく変化したことが調査で明らかになった。

 なお,6月調査で2008年度の重点IT投資項目を尋ねたところ,SaaSが上位3番目までの投資項目に入るとした企業が2割を占めた。


(永沼 成子=日経マーケット・アクセス)  [2007/07/10]

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