地上デジタル放送受信機の累積出荷台数が,2007年5月に2200万台を突破した。電子情報技術産業協会(JEITA)が6月21日に発表した国内累積出荷実績によると,デジタルテレビ受像機が1334万3000台(液晶テレビが1069万9000台,プラズマテレビが192万4000台,ブラウン管テレビが72万台),DVDレコーダーなどのデジタルレコーダーが373万8000台,ケーブルテレビ(CATV)用STB(セットトップボックス)が400万6000台,外付けチューナーが33万5000台,チューナー内蔵パソコンが73万4000台だった。この結果,5月末までの累積出荷台数は2215万5000台となった。

 一方,地上デジタル放送受信機の5月の総出荷台数は86万8000台だった。製品別の内訳をみると,デジタルテレビ受像機が前年同期に比べて37.1%増加の53万7000台(液晶テレビが同41.4%増加の47万台,プラズマテレビが同16.5%増加の6万7000台,ブラウン管テレビはゼロ),デジタルレコーダーが同20.5%増加の20万9000台,外付けチューナーが同12.7%増加の8000台,CATV用STBが同26.7%減少の8万1000台である。このほか,チューナー内蔵パソコンが3万3000台出荷された。