総務省は2007年6月15日,全国における2007年3月末時点のブロードバンド(高速大容量)回線の整備状況をまとめたと発表した。まず,FTTH(ファイバー・ツー・ザ・ホーム)やADSL(非対称デジタル加入者線),ケーブルテレビ(CATV)インターネットなどのブロードバンド回線を利用できる世帯数は4863万世帯となり,全体(5110万世帯)の約95%に達した。2006年3月末と比べると約130万世帯が増えた。一方,ブロードバンド回線を利用できないのは25町村に含まれる247万世帯(全体の約5%)になり,2006年3月末と比べて59万世帯が減った。