コンサルディング会社の米Universumは米国時間5月3日,MBA(経営学修士)履修中の学生が理想的と考える就職先企業に関する調査結果を発表した。それによると,全業界総合で米Googleがトップの座につき,これまで12年連続首位であったコンサルティング大手の米McKinsey&Companyが2位に退けた。Googleは2005年の調査で129位,2006年の調査で2位だった。

 全業界総合の3位は米Goldman Sachs。以下,4位から順に米Bain&Company,米Boston Consulting Group(BCG),米Apple,米Microsoft,米General Electric(GE),米Nike,米Bank of Americaと続く。

 経営コンサルタント業界では,McKinsey&Companyが1位を維持し,2位がBCG,3位がBain&Company。

 投資金融業界では,Goldman Sachsが引き続き1位で,これに米Morgan Stanley,米Lehman Brothers,米JPMorgan IB,米Merrill Lynchが続いた。

 IT業界では,Googleが首位を維持したほか,Appleが2006年の7位から6位に順位を上げ,Microsoftは16位から7位に躍進した。

 消費財業界では米Procter&Gambleが,エンジニアリング/製造業界ではGEが引き続き首位だった。

 この調査は,MBA履修中の学生5451人を対象にアンケートを実施した。

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