調査会社の米Harris Interactiveは米国時間4月19日,米Appleが発売予定の携帯電話「iPhone」に関する調査結果を発表した。それによると,iPhoneは発売前であるにもかかわらず,47%が「知っている」と答え,さらに17%は購入に関心を示した。

 購入に関心を寄せている人に購入時期について質問したところ,9%が「発売後すぐ」と回答し,8%が「現在所有している携帯電話の契約が切れる前」と答えた。「現在の契約が切れるのを待つ」という回答者は17%,「現在契約している通信事業者がiPhoneを扱うようになったら」という人が25%だった。40%は「価格が下がったら」と回答した。

 また,iPhoneの魅力について尋ねたところ,「ストレージ容量」(37%)をはじめ,「クアッド・バンドGSM方式」(36%),「使いやすいユーザー・インタフェース」(31%)などが挙げられた。一方,iPhoneのような高性能の多機能携帯機器に魅力を感じる,と答えた人は全体の31%にとどまった。残りは「それほどの高機能は「必要ない」「そこまでの付加機能に費用をかけたくない」と答えている。

[発表資料へ]