地上デジタル放送受信機の累積出荷台数が2007年3月に,対応パソコンを合わせて2000万台を突破した。電子情報技術産業協会(JEITA)が4月19日に発表した国内出荷実績によると,3月末までの地上デジタル放送受信機の累積出荷台数は1965万1000台となった。内訳はテレビ受像機が1219万9000台,DVDレコーダーなどのデジタルレコーダーが330万1000台,外付けチューナーが32万台,ケーブルテレビ(CATV)用STB(セットトップボックス)が383万1000台である。これに地上デジタル放送チューナーを内蔵したパソコンの累積出荷台数(65万6000台)を加えると,2030万7000台となった。

 一方,3月に出荷された地上デジタル放送受信機は101万3000台であり,前年同期に比べて50.9%増加した。製品別にみると,デジタルテレビは前年同期に比べて75.2%増加の69万1000台(液晶テレビが63万3000台,プラズマテレビが5万8000台,ブラウン管テレビがゼロ),デジタルレコーダーは同45.2%増加の19万台,CATV用STBは同10%減少の12万3000台,外付けチューナーは同0.2%減少の8000台だった。