調査データに誤りがあり,当欄で2007年4月3日に公開した,本設問の2007年2月調査の結果が間違っていました。お詫びして訂正します。
(2007年4月6日 日経マーケット・アクセス編集 千田 淳)

 日経マーケット・アクセスが企業の情報システム担当者を対象に行った調査で,2007年1月に導入したデスクトップ・パソコンのメーカーと台数を聞いた(複数回答)。

 購入製品のメーカー数のトップは昨日の記事で紹介したパソコン・サーバーと同じく,2006年10月調査(2006年9月導入実績)から前回2007年1月調査(2006年12月導入実績)まで,4カ月連続で首位を守ってきたデルが,今回も回答数79で群を抜いてトップ。2番手グループはいずれも回答数が30に満たないが,上位常連の日本HP(29,前回調査22),NEC(28,前回調査も28),富士通(23,前回調査24),レノボ・ジャパン(19,日本IBMを加えて33。前回調査は2社合計25)が今回も接戦だった。

 購入台数のトップも,全回答台数の約3割に当たる1670台強でデルが独走。2位富士通(898台)に2倍近い差をつけた。前回2007年1月調査(2006年12月導入実績)でデルの4カ月連続首位を阻止したNECは,今回は3番手グループに後退。東芝(656台)は「500台」の1回答(業種は商社)が大きく貢献して,3番手グループの先頭に浮上した。

◆注
 調査実施時期は2007年2月中旬,調査全体の有効回答は1150件,うち情報システム担当者の有効回答は484件。
 2006年12月調査から「業種がコンピュータ関連で,当該メーカーの全導入台数の過半数を占める」大量一括導入の回答を集計対象外とした。これにより2007年2月調査では,デスクトップ型で1070台(1回答あたり約6.6台に相当)分の回答が除外された。
 2006年9月調査(8月の導入実績)の結果は2006年10月31日付け記事,2006年10月調査(9月の導入実績)の結果は同12月5日付け記事,2006年11月調査(10月の導入実績)の結果は同12月22日付け記事,2006年12月調査(11月の導入実績)の結果は2007年1月26日付け記事,2007年1月調査(12月の導入実績)の結果は3月1日付け記事を参照。

図●前月(2007年1月)のデスクトップ・パソコンの導入台数(n=161)