米NPD Groupが米国時間3月27日に発表した「米国携帯電話市場に関する調査結果」によると,2006年通期の販売台数は1億4300万台超で,総売上高は880万ドルと引き続き堅調だった。2006年第4四半期は前年同期比14%の伸びをみせ,過去最高の販売台数となった。

 2006年のメーカー別シェアをみると,1位は米Motorola(33%)が維持した。2位は韓国LG Electronics(16%)。フィンランドのNokia(同15%)は3位につけたものの,引き続き縮小傾向にある。

■2006年米国市場におけるメーカー別市場シェア

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順位 メーカー名     シェア
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1    Motorola        33% 
2    LG              16% 
3    Nokia           15%
4    Samsung         15% 
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出典:NPD Group

 2006年の好調を支えた要因の1つに,音楽対応機種の人気が挙げられる。音楽対応機種が米国携帯電話市場全体に占める割合は,2006年第2四半期の18%から同年第4四半期の32%へと急増した。

 Bluetooth対応機種の割合も,2006年第1四半期は31%だったが,同年第4四半期は49%に拡大した。

 カメラ搭載機種は引き続き人気が高く,2006年第4四半期は米国市場の3分の2を占めた。

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