米Knowledge Networksは米国時間2月28日,テレビ局のWebサイトが提供するコンテンツの利用者を対象とした意識調査の結果を発表した。それによると,テレビ局のWebコンテンツにアクセスするユーザーの49%は,「番組のダウンロードやストリーミングのスポンサ企業に対する認知度や好感度が高まる」と回答した。

 好きな番組のスポンサ企業の商品を購入する可能性は,テレビ番組をダウンロード/ストリーミングするユーザー(30%)がインターネット・ユーザー全体(22%)より高い。

 テレビ番組をダウンロード/ストリーミングするユーザーのうち,オンラインで番組を視聴できると,「その番組に“はまりやすい”」という人は78%に達した。また,「テレビ番組をより頻繁に見るようになったのはオンラインで番組を見たため」という人が25%を占めた。

 Knowledge Networks顧客リサーチ担当副社長のDavid Tice氏は,「番組のオンライン配信は,視聴者はもちろん,テレビ局とスポンサの両方に価値をもたらしていることが分かった。今後も,テレビとインターネットの世界にまたがる視聴者をますます獲得できる余地がある」と説明している。

[発表資料へ]