日経マーケット・アクセスが企業の情報システム担当者を対象に行った調査で,2006年12月に導入したデスクトップ・パソコンのメーカーと台数を聞いた(複数回答)。

 購入台数のトップは,2006年10月調査から12月調査までトップを占めていたデル(5283台,導入台数合計のうち約39%)を僅差で抑えてがNEC(6052台,同約44%)が奪首。12月調査では首位デルに約400台,導入台数に占める比率で2.7ポイント差まで詰め寄った富士通(875台)は,今回はかなり離された3番手に終わった。

 購入製品のメーカー数のトップは,2006年10月調査以来4カ月連続で,デル(回答数79)がまたも他社の約2倍以上を占めてトップ。2番手グループはNEC(28),富士通(24),日本HP(22),日本IBM(12,レノボ・ジャパンを加えて25)のダンゴレースだった。

◆注
 調査実施時期は2007年1月中旬,調査全体の有効回答は2523件,うち情報システム担当者の有効回答は548件。
 2006年12月調査から「業種がコンピュータ関連で,当該メーカーの全導入台数の過半数を占める」大量一括導入の回答を集計対象外とした。これにより2007年1月調査では,デスクトップ型で200台(1回答あたり約1.3台に相当)分の回答が除外された。
 2006年9月調査(8月の導入実績)の結果は2006年10月31日付け記事,2006年10月調査(9月の導入実績)の結果は同12月5日付け記事,2006年11月調査(10月の導入実績)の結果は同12月22日付け記事,2006年12月調査(11月の導入実績)の結果は2007年1月26日付け記事を参照。

図●前月(2006年12月)のデスクトップ・パソコンの導入台数(n=160)