日経マーケット・アクセスが企業の情報システム担当者を対象に行った調査で,2006年9月に導入したデスクトップ・パソコンのメーカーと台数を聞いた(複数回答)。

 購入製品のメーカー数のトップはデル(80)が他社を2倍以上引き離してダントツ。2位グループは回答数が少なく参考値とのボーダーライン上だが,NEC(30),日本HP(28),富士通(27),日本IBM(19,レノボ・ジャパンを加えて30)がほぼ横一線。

 購入台数も2374台(回答総数の約25%)のデルが,2位グループの日本HP(1680台),富士通(1427台),日本IBM(1402台,レノボを加えて1536台)の1.4倍~1.6倍近い大差でトップ。なお,富士通は1427台のうち1000台が,「その他電気・電子機器製造業」の1回答からのもの。デスクトップ・パソコンの台数ランク上位で,1件の回答がそのメーカーの全台数の過半数を占めたのは,今回は富士通だけである。

◆注
 調査実施時期は10月上旬~中旬,調査全体の有効回答は2283件,うち情報システム担当者の有効回答は513件。前回9月調査(8月の導入実績)の結果は10月31日付け記事を参照。

図●前月(2006年9月)のデスクトップ・パソコンの導入台数(回答者が購入を担当したもの,n=181)