構文
<!--・・・-->
説明文
<!-- -->は,覚え書きや説明が気などといったコメントを記述する際に利用する。<!--と-->でくくられた文字列はWebページに表示されない。例えば,Webページに記載している内容の出店などをメモしたい場合や,HTMLの文書構造をわかりやすくするコメント文を付加する際などに役立つ。
また,<!-- -->はJavaScriptなどといったスクリプト言語をHTML文書内に埋め込む際に利用する。スクリプトを<!-- -->でくくっておくことで,スクリプトの実行に非対応のWebブラウザでもスクリプト内容を表示しないようにできる。
<!-- -->のコメントの中身はタグや改行が入っていても問題はない。しかし,コメントの中に<!-- -->を入れ子状態にしてはならない。もし,入れ子状態にしてしまうと初めに現れた-->をコメントの最後と見なし,その後の文字列は表示されてしまうからだ。
サンプル
HTMLソース
<!-- ここから本文 -->
<h2>始めに</h2>
ブラウザ表示例
HTMLの事始め
対応状況
HTML | IE | Firefox | Opera | |||||
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4 strict | 4 Transitional | 5 | 6 | 7 | 2 | 3 | 8 | 9 |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |