関数順 インデックス
目的別 インデックス

構文
 
 crypt 元の文字列, 暗号化パラメータ

返り値
 
 暗号化した結果

説明

  • 元の文字列を暗号化パラメータを使って暗号化した結果を返します。暗号化パラメータは先頭2文字が有効で3文字以降は無視されます。元の文字列についても実行環境によっては先頭8文字が有効で,9文字目以降は無視される場合があります。
  • 暗号化方式はシステムによって異なりますので,同じスクリプトを使っていても結果が異なる場合があります。
  • 暗号化の強度はあまり強くないので,重要なデータを暗号化する場合は他の方法を使って下さい。

使用例

hogehogeを暗号化した文字列の取得
#!/usr/bin/perl
use strict;
use warnings;

my $text = 'hogehoge';
my $salt = 'sa';
my $data = crypt $text, $salt;
print $data, "\n";
プログラム中に元の文字列(hogehoge)を書かないで,入力データが元の文字列と等しいかどうかをチェックする
#!/usr/bin/perl
use strict;
use warnings;

my $data = 'sa3TkyQglzxQo'; # hogehogeをSALT=saでcryptした値

my $input = <>;
chomp $input;

if (crypt($input, $data) eq $data) {
  print "正しい入力です。\n";
} else {
  print "誤った入力です。\n";
}
※事前にcryptで暗号化したデータを使うことで,元の文字そのものを使わなくてもチェックできます。