ポリコムジャパンは2014年7月10日、報道関係者向けに新東京オフィスを公開した(写真1)。同時に同社のテレビ会議システムなどを活用した、テレワークの実践に関する取り組みについても紹介した。なお同社は6月9日に新東京オフィスに移転している。

写真1●6月9日に移転した新東京オフィスの紹介
写真1●6月9日に移転した新東京オフィスの紹介
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 新オフィスは東京・新宿の新宿イーストサイドスクエアの3階にある。技術職や固定席が必須となる専門職以外はフリーアドレスになっている。フリーアドレスの導入により、オフィススペースは従来比で約50%削減したという。

 さらに同社は2011年3月11日の東日本大震災以降、全社員を対象に上長の許可を得ることでテレワークを認め、柔軟な職場環境を構築する「ダイバーシティ推進戦略」を推進している(写真2)。

写真2●「ダイバーシティ推進戦略」の軸となる制度改革
写真2●「ダイバーシティ推進戦略」の軸となる制度改革
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 テレワークの導入効果について、ポリコムジャパンビジネスオペレーションズシニアマネージャーの藤井浩美氏は次のように語る(写真3)。「これまでは特に作業が無い場合でも、夜に実施する海外とのテレビ会議のために、会社に残って深夜タクシーで帰宅するということがあった。テレワークの導入によって無駄な残業が減り、空調代なども大幅に節約できた」。

写真3●ポリコムジャパンビジネスオペレーションズシニアマネージャーの藤井浩美氏
写真3●ポリコムジャパンビジネスオペレーションズシニアマネージャーの藤井浩美氏
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