写真●スマートフォン向け防災ポータルアプリ「goo防災アプリ」
写真●スマートフォン向け防災ポータルアプリ「goo防災アプリ」
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図●goo防災アプリが備える三つの機能 「警報や注意報などの自動配信(プッシュ通知)」「安否情報の一括検索やユーザー自身の安否情報の発信」「防災関連コンテンツや災害時に役立つ外部サービスのリンク集」の三つ。
図●goo防災アプリが備える三つの機能 「警報や注意報などの自動配信(プッシュ通知)」「安否情報の一括検索やユーザー自身の安否情報の発信」「防災関連コンテンツや災害時に役立つ外部サービスのリンク集」の三つ。
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 NTTレゾナントは2014年7月10日、災害発生時に必要となる情報やサービスをまとめて確認したり利用したりできるようにするスマートフォン向けアプリ「goo防災アプリ」(写真)を提供開始した。同日から配布し始めたのはAndroid版アプリで、Google Playから無料でダウンロードできる。iOS端末向けアプリについても順次リリース予定だという。

 goo防災アプリは大きく、(1)ユーザーが迅速に知る必要がある警報や注意報などのスマホへの自動配信(プッシュ通知)、(2)携帯電話事業者や報道機関などが提供している安否情報の一括検索やユーザー自身の安否情報の発信、(3)ポータルサイトgooが提供する防災関連コンテンツや、災害時に役立つ外部サービスのリンク集---という三つの機能を備えている()。

 (1)は、気象庁が提供する災害情報をはじめとする各種防災関連情報を同社の専用サーバーで集め、ユーザーのスマートフォンに配信する。(2)は、大規模災害時に様々な企業や団体が提供する安否情報をまとめて検索できるサービス「J-anpi ~安否情報まとめて検索~」を利用する(関連記事)。家族や友人の安否情報を検索できるだけでなく、自身の安否情報をJ-anpiやFacebook、Twitterなどに投稿することも可能だ。

 (3)のリンク集には、ポータルサイトgooで提供中の気象情報や警報・注意報、防災関連ニュースなどへのリンクに加え、病気の治療方法を調べたり、薬の検索などを行ったりできるようにするためのお役立ち系リンクも掲載する。災害伝言板サービスや首相官邸Webサイト、内閣府の防災関連Twitterアカウントなど、災害時に役立つ外部サイトやサービスのリンクも収録する。