写真●多言語対応の社内向けSNS「Tascade」
写真●多言語対応の社内向けSNS「Tascade」
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 ベンチャー企業のAsia Plusは2014年7月8日、主にアジアの新興国に進出する企業を対象にした多言語対応の社内SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)「Tascade(タスケード)」の提供を開始した(写真)。

 日本語、英語、ベトナム語に対応しており、現地スタッフとの情報共有が迅速に進められるとしている。今後インドネシア語、タイ語にも対応する予定で、ASEAN諸国にサービスを拡大する計画である。

 Tascadeの主な機能は、(1)タスクやレポートを共有する情報共有機能、(2)新サービス展開時の研修などに使えるeラーニング機能、(3)レポートの送信や確認、コメントなどが付けられるレポート機能、(4)スタッフの意見などを収集してグラフなどで確認できるアンケート機能など。米グーグルの「Google翻訳」と連携する機能も備える。

 料金は月額課金制。一部機能制限がありストレージ容量が1GBまでの無料会員のほか、ストレージ容量無制限のシルバー会員と主に大企業向けのゴールド会員を用意する。シルバー会員は1ユーザーあたり590円、ゴールド会員は1ユーザーあたり790円。

 シルバー会員とゴールド会員はパフォーマンス管理やユーザー管理機能が使える。グループ作成機能も利用できるが、シルバー会員が作成できるグループは1グループに制限される。利用はWebブラウザーのほか、iOS 7.0以上、Android 4.1以上に対応するスマートフォン向けアプリを提供する。