バーチャルリアリティー(VR)技術の米Oculus VRは現地時間2014年7月7日、ゲーム開発向けネットワーキングミドルウエア「RakNet」を買収し、オープンソース化したことを明らかにした。
Oculus VRは、VRゲーム用のヘッドマウントディスプレイ(HMD)「Oculus Rift」を開発している新興企業。米Facebookが、約20億ドルで同社を買収する計画を3月に発表している(関連記事:Facebook、バーチャルリアリティー技術の米新興企業を約20億ドルで買収)。
RakNetは、クロスプラットフォーム対応のC++およびC#によるゲームネットワークエンジン。ソニーの「Sony Online Entertainment」や米Unityといった大手のほか、多数の独立系開発者が使用している。
Oculus VRは、RakNetをBSDライセンスのもとで公開した。Facebookも自社のオープンソースプロジェクトに、BSDライセンスを採用している。
またOculus VRは、開発者会議「Oculus Connect」を9月19~20日に米カリフォルニア州ロサンゼルスで開催することを明らかにした。7月10日から、専用サイトで参加申込みを受け付ける。
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