Deep Discovery Email Inspector（DDEI）
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トレンドマイクロは2014年7月7日、暗号化圧縮ファイルやサンドボックスなどにより未知の脅威を検出・ブロックできるメール攻撃対策製品「Deep Discovery Email Inspector（DDEI）」を、8月4日から受注開始すると発表した。
従来のゲートウエイ対策に追加するアプライアンス製品。未知の不正プログラムを送付したり、改ざんされた正規サイトに誘導して不正ファイルをダウンロードさせる「ドライブバイダウンロード」、業務上の関係者を騙って暗号化した不正ファイルを添付して送付する「やり取り型」など、巧妙化するメール攻撃を検出できる。
サンドボックス上の仮想環境でプログラムを実際に実行した結果を分析することで、パターンファイルで発見できない不正プログラムや脆弱性コードを検知できる。日本語OSに対応した解析が可能で、一太郎など日本独自アプリケーションを狙った脅威も検出可能。
暗号化された添付ファイルもパスワード解凍した上で解析を行う。不正URLの分析では、メール内に記載されたURL自体が不正かどうかの判定だけでなく、アクセス先の動作についても解析する。フォームファクターは1Uラックマウントサイズで、1日約40万通を処理可能。
参考標準価格（税別）は、ハードウエア3年保守版が270万円、5年保守版が350万円。別途ライセンス料金が、初年度から年間4030円かかる（1年間のスタンダードサポートサービス料金を含めた料金。1000ライセンス購入時の1ライセンスあたり）。
