佐賀県教育委員会は、2014年7月6日から8日にかけて、「第1回『先進的ICT利活用教育推進事業』成果発表会」を開催した。同県は2014年4月、県立高校に入学した新入生に対して1人1台のタブレット型パソコンを導入するなど、ICT(情報通信技術)を活用した教育に力を入れている。成果発表会の1日目となる6日には、タブレット型パソコンを使った模擬授業を公開した。模擬授業を実施したのは鳥栖商業高校、有田工業高校、唐津南高校の3校。ここでは鳥栖商業高校の様子を紹介する。

タブレット型パソコンを使った模擬授業を公開した佐賀県の鳥栖商業高校
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教室の机には1人1台のタブレット型パソコンが設置された。40台×3教室で合計120台のパソコンが用意された。教室には大きな画面の電子黒板もある
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佐賀県が採用した富士通のタブレット型パソコン「ARROWS Tab Q584/H」の特別モデル。タッチパネルのほか、キーボードや専用ペンでも操作できる。OSはWindows 8 Pro
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キーボード部分を取り外すことで、本体がタブレット形状となる
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教室の前方には無線LANのアクセスポイントが取り付けられていた
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