写真●日立製作所 執行役常務 情報・通信システム社 システム&サービス部門CEOの塩塚啓一氏(写真:井上裕康)
写真●日立製作所 執行役常務 情報・通信システム社 システム&サービス部門CEOの塩塚啓一氏(写真:井上裕康)
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 「テクノロジーがビジネスや社会を大きく変えようとしている」――。日立製作所 執行役常務 情報・通信システム社 システム&サービス部門CEOの塩塚啓一氏は、日経BP社が2014年7月2日から4日にかけて東京・品川プリンスホテルで開催中のイベント「IT Japan 2014」でこのように語った(写真)。

 塩塚常務は、「社会をイノベートするサービス協創」というテーマのセッションに登壇。これからの社会で必要とされるサービスや、同社が注力する社会イノベーション事業の取り組みなどについて講演した。

 塩塚常務は講演の冒頭で、「社会を取り巻く環境は変化し、凄まじい勢いで新しいIT技術が出てきている。3Dプリンター、データアナリティクス、IoT(モノのインターネット)など、テクノロジーがビジネスや社会を大きく変えようとしている」と説明。その上で、「新たなサービスや価値を生み出し、提供するには、現場で起こっていることを全てデジタルデータとして定量的に捉え、分析し、インテリジェンスするような、『情報活用』と『つながる』ことが必要だ」(塩塚常務)と強調した。