博報堂DYメディアパートナーズは、TBSテレビのインターネット動画サイト「Newsi」において、新しい動画広告(プリロール広告:動画コンテンツが放送される前に動画広告が放送される手法)の開発と販売を試験的に開始した。提供するサービスでは、15秒の動画広告を放送、広告をスキップすることができない仕様を採用している。7月1日に発表した。

 生活者のテレビのスクリーン以外での動画接触時間の増加や、スマートフォン/タブレットといったデバイの多様化に着目し、良質なコンテンツを用いた動画枠プレミアム広告の開発を進める一環である。

 将来的には、新しい動画広告配信システムの活用、TBSの「Newsi」以外でのプリロール広告枠の拡大、プレミアムコンテンツの広告価値の検証、各サイトを訪問した視聴者行動分析を通じた広告枠セールスのサポート、第三者配信の活用を視野に入れて、広告主の課題に応じたターゲティング配信、インターネットにふさわしい動画コンテンツ開発、動画広告マーケットプレイスの在り方など、動画広告の価値向上に努めていくとする。

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